連帯保証人とは? リースバックの際の賃貸契約において、連帯保証人が必要となるケースがあります。 主に、契約者(居住者)の収入に対して家賃が高めの設定である場合に連帯保証人を求められることが多いですが、これは普通の賃貸契約と同様と言えます。 「保証人が必要なケース」について詳しくはこちら>&... もっとみる
仲介手数料とは? 仲介手数料とは、不動産を売買したり賃貸借する場合に、中立な立場で間に入って条件をまとめたり、後でトラブルにならないように契約関連の書類を作る業者(不動産仲介業者)に支払う費用です。 売買の場合、仲介手数料は売買代金の3%+6万円です。(売買代金が400万円未満の場合は異なりま... もっとみる
成年後見とは?~認知症の方のリースバック 「父の介護費用を捻出するために、父の家をリースバックしたいが、父がすでに認知症で判断能力が低下してしまっている」というご相談をいただくことがあります。 結論から申し上げると、認知症などで判断能力が低下してしまうと、法律上の「契約行為」ができなくなってしまうため、不動産の売却自... もっとみる
買い戻しにおける「予約完結権」と「優先交渉権」 リースバックを行う場合、将来的に売主(=借主)がその物件を買い戻すための買戻特約を締結することが一般的です。 この買戻特約において、買戻しのための権利は、再売買の「予約完結権」と表記される場合と「優先交渉権」と表記される場合があります。 予約完結権と優先交渉権 再売買における「予... もっとみる
個人再生と住宅ローン特則 個人再生とは? 個人再生とは、債務の返済が厳しくなってしまった場合に、裁判所に申し立てて債務を圧縮する手続きです。 圧縮した債務を原則3年(最長5年)で支払えば、残りは免除されます。 圧縮される額は、債務が500万円以下なら100万円に、債務が500万円以上なら5分の1に圧縮され... もっとみる
差し押さえとは 借金や住宅ローン、税金などが返せない場合、債務者の財産に対し、差し押さえをする場合があります。 債務者の財産とは「不動産」「動産」「債権」の3つです。 家や土地などの不動産、骨とう品や宝石類などの動産、また、株などもその対象です。 さらに給与も差押えの対象になってしまいます。... もっとみる
代位弁済とは? 代位弁済とは、債務者に代わりに第三者が債権者へ債務の弁済を行う行為です。 家を購入した際、銀行などの金融機関とローン契約(それに伴う抵当権設定契約)をするのとは別に、保証会社などを利用することがあるかと思います。 その後、何らかの理由でローンが支払えなくなり、滞納が続くと、この... もっとみる
家賃保証料 リースバックでは、賃貸契約にあたって敷金とは別に家賃保証料といった名目で費用がかかるケースがあります。 家賃保証とは? 家賃保証とは、賃借人(入居者)が家賃を滞納した場合に、賃借人に代わって賃貸人(オーナー)に家賃を保証して支払ってくれる制度です。 例えば借主が家賃を滞納したとし... もっとみる
普通賃貸借契約と定期賃貸借契約 リースバックをする場合、ご自宅を売却するための「不動産売買契約」と、そのまま賃貸として借りて利用し続けるための「賃貸借契約」を同時に締結することになります。 この賃貸借契約には「普通賃貸借契約」と「定期賃貸借契約」の2種類があります。 普通賃貸借契約 普通賃貸借契約とは、ごくごく... もっとみる
詐害行為とは?(破産前にリースバックする場合の注意点) 詐害行為とは、債務者が自身の財産を意図的に減少させることで債権者の権利を損なわせる行為のことで、平たく言うと財産隠しのようなものです。 例えば、自己破産する前に自宅を不当に安く売ってしまうと、本来その不動産の売買代金から回収できたはずのお金を債権者が回収できなくなってしまうため、この... もっとみる
市街化調整区域でもリースバックできるか? 市街化調整区域とは、都市計画法で市街化を抑制する目的で定められた地域であり、一般的に住宅を建築することができません。 また、すでに市街化調整区域に建っている住宅であっても、建て替えには一定の用件が必要になります。 第三者による建て替えが不可の場合はリース... もっとみる