多額の税金の滞納で自宅が差し押さえに → リースバックの売却代金で完納
リースバック前の状況
自営業であったＮ様は、一時期は事業も好調で羽振りの良い生活をされていたそうです。
しかし、時代の変化とともに事業の業績も下がり、収入が大きく減ってしまったと言います。
なんとか事業資金と生活費をやりくりしていたそうですが、どうしても税金の支払が後回しになってしまい、事業の消費税や自宅の固定資産税などが滞ってしまいました。
多額の税金を長期にわたって滞納してしまった結果、多額の延滞税が加算されてしまい、少しずつ納税しても減るどころかどんどん滞納額が増えていく状態でした。
そして、ついには家が役所に差し押さえられてしまい、困り果てて当社にご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
まずは税金の滞納額を正確に把握するために、Ｎ様と役所へ行き滞納税金の明細を取得しました。
その結果、延滞税も含めると600万円もの税金を納税する必要がある状態でした。
そこで、当社でリースバックの査定をさせていただいたところ売買価格1000万円、賃料は6万円でご提案をさせていただきました。
その条件でＮ様に快諾いただき、早速買い手を募集しました。
幸にもすぐに買い手が見つかり、当社で役所と税金返納と差押解除の段取りを行いました。
結果として、Ｎ様は自宅をリースバックで失うことなく滞納してしまった多額の税金を完納し、差し押さえを解除することができました。
感想
事業がうまくいっているときは羽振りよくお金を使っていたのですが、業界全体が不況に入って仕事がだいぶ減ってしまいました。その結果、事業資金と生活費を回すだけでもしんどくなってしまい、どうしても税金が後回しになってしまいました。あまり考えていなかったのですが、延滞税がすごい勢いで増えていき、気づいたときにはもうとても返せないような金額になっていました。そして遂に自宅まで差し押さえられてしまい、もうこの家に住めなくなってしまうのかと絶望的な気持ちになりました。そんな時に住み続けたまま売却できるリースバックのことを知って、ネットで調べて相談しました。無事に税金も払えて差し押さえも解除できて、本当に感謝しています。同じことを繰り返さないよう、もう一度頑張りたいと思います。そしていつかこの家を買い戻したいと思っています。
解説
税金を滞納してしまうと、消費者金融やカードローンよりも高い延滞税が加算されてしまいます。そして厄介なことに税金は自己破産しようが何をしようが免除されることがありません。そのため、高額なな税金を滞納してしまうと、再起することが難しくなってしまいます。今回のＮ様のように、リースバックを活用すれば自宅の売却代金を一括で受け取れますので、それを税金の返済に回すことができます。その後は賃貸として賃料を払いながら住み続けていただき、もし余裕ができれば買い戻していただくことも可能です。延滞税で滞納が増えてしまう前に早めにご相談ください。
