住み続けながら家を売却して税金を完済する「リースバック」の仕組み>>
税金を滞納してしまうと
「家計が苦しく税金を滞納してしまった…」
「このままでは給料や家が差し押さえられてしまう…」
税金は住宅ローンや借金の滞納と違って、多少滞納しても多めに見てくれるだろう思っている方もいらっしゃるようですが、大きな間違いです。むしろ銀行や消費者金融よりも税務署や市役所の方がよっぽど強硬で厄介な場合もあります。
では、税金の滞納が膨らんでしまうと具体的にどうなるのでしょうか?
延滞税で滞納が膨れ上がる
税金を滞納すると、高額な延滞税が加算させれます。利率は年度によって異なりますが、概ね9%前後です。(平成25年以前の滞納は14.6%)
つまり、いわゆるサラ金で借金をするのと同じかそれ以上の利息を取られるわけです。そのため、税金の滞納が高額な場合や長期化してしまうと、取り返しがつかないような金額に膨れ上がってしまいます。
家や給与が差押らえる
税金の滞納が進んでしまうと自宅や給与が差し押さえられてしまいます。
給与が差し押さえられてしまうと、一定額が強制的に給与から差し引き枯れてしまううえに、会社にも税金を滞納していることが知られてしまいます。
最終的には公売で自宅の強制売却も
自宅が差し押さえになると、最終的には「公売」と言われる方法で自宅が強制的に売却されてしまうこともあります。
税金の滞納で差し押さえられてもすぐに家が公売にかけられてしまうわけではありませんが、差押え後も長期間にわたって返済の目途が立たないと実際に強制売却で家を追い出されてしまう可能性もあるのです。
たとえ自己破産しても税金は消えない
借金であれば、万が一払えなくなってしまったとしても、最悪の場合は自己破産をすればすべてゼロにすることができますが、税金は税金の滞納はたとえ自己破産をしても全く減らすことができません。
そのため、税金の滞納が高額になってしまうと取り返しのつかないことになりかねません。
税金返済のために家を売却?
では、税金を滞納してしまい返済の目途が立たない場合はどうすれば良いのでしょうか?
もちろん、まずは市役所や税務署と事情を話して分納に応じてもらえるように相談することが最優先ですが、それでも返済の目途が立たない場合は自宅を売却して返済することも考えなければなりません。
しかし、住み慣れた家を手放さなければならないというのは、あまりにもつらく精神的にも負担が大きいと思います。
リースバックなら家を売った後も住み続けられる
そこで検討したいのが「リースバック」です。リースバックであれば、税金を返済するために自宅を売却しても、賃貸としてそのまま住み続けることができます。
リースバックの仕組み
リースバックは、自宅をリースバック会社や投資家に買ってもらい、売却と同時にその買い手から賃貸として借りるという仕組みです。
もちろん家を売却した売却代金は一括して受け取ることができるため、その代金で税金を返済することが可能です。そして、売った自宅を賃貸として借りて毎月家賃を支払うことで、売った後も引越しをせずにそのまま自宅に住み続けられるのです。
また、将来的に余裕ができた時に、家を再び買い戻すことも可能です。
もちろん「家がいくらで売れるのか?」「家賃はいくらになるのか?」という点がポイントになると思いますので、まずはリースバックの無料査定で条件を把握することが大切です。
リースバックのメリット
メリット1 今の自宅に住み続けられる
リースバックの最大のメリットは、家を売った後も引越しをせずにそのまま住み続けられ、それまでと変わらない生活ができるという点です。
メリット2 一括で税金を返済できる
売却代金が一括して受け取れるため、税金の返済や生活資金などに活用できます。
メリット3 他人に知られない
リースバックはお引越しをしなくて済むため、近所の方やご親戚などに家を売ったことを知らません。
メリット4 資金負担が減る
対象不動産の価格や条件によって異なりますが、リースバックの賃料を低く設定できれば、毎月の家計の負担が低減できます。
メリット5 固定資産税など維持費不要
リースバックで自宅を売却すれば、所有権が買主である投資家に移りますので、固定資産税などの維持費が掛かりません。
リースバックの成功事例
K様:滞納した税金と借金の支払のために自宅をリースバック
不況に伴い個人事業の業績が悪化して収入が減ってしまったK様。
税金を100万円ほど滞納して自宅を差し押さえられてしまい、さらには事業用で借りた400万円の負債も困難になってしまいました。
そこで、K様はリースバックにより自宅を700万円で売却し、その売却代金で税金と借金をすべて完済。月5万円の家賃でそのまま住み続けることに成功しました。
N様:リースバックで税金滞納による差押えを解除
ご事情により収入が大きく減少してしまったN様。
何とか生活費をやりくりする中で、どうしても税金が後回しになってしまい、固定資産税などの税金を滞納してしまいました。高額な延滞税がかさんでしまったうえに、ついには自宅が差し押さえられてしまいました。
そこで、N様は自宅をリースバックにより1000円で売却し、家賃6万円の賃貸に切り替えることで、税金をすべて返済し、差押え解除することができました。
リースバックの契約の流れ
①簡易査定
まずはお電話・メールにてお問い合わせください。住所・土地の面積(マンションの場合はお部屋の広さ)、築年数などの情報をお伺いし、机上での簡易査定をさせていただきます。お問い合わせをいただいてから最短即日~2日程度で、リースバックした際の売却金額や家賃の概算の査定結果を回答いたします。なお、査定料などは一切いただきません。
②現地調査・本査定
簡易査定の条件でご検討いただけるようであれば、実際に現地にお伺いさせていただき、調査のうえ本査定をさせていただきます。また、お伺いさせていただいた際に、リースバックの契約内容について改めて詳しくご説明をいたします。
③最終条件提示
現地調査から1~2週間で、売却金額・家賃・その他の諸費用などもお見積もりをご提出し、最終的な条件をご提示させていただきます。
④契約
最終的にご提示させていただいた条件でご承諾いただきましたら、正式にリースバックの契約を締結します。具体的には売買契約と賃貸契約を同時に締結し、契約成立となります。
⑤代金決済・所有権移転
契約後1~2週間で代金決済を行い、ご指定の口座に代金をお振込みさせていただきます。なお、住宅ローンなどの債務が残っている場合は、代金の決済と同時に債務の返済手続きを行います。代金の振り込み、債務の返済の確認をもって所有権を移転し、賃貸契約が正式にスタートします。