連帯保証していた債務をリースバックで返済したI様

連帯保証人になっていた債務で自宅が競売の危機に → リースバックで債務を完済

リースバック前の状況

大手企業の会社員であったI様は、普通に生活するには十分な収入を得ており、20年前に念願のマイホームを建てて平穏な生活をしていました。

しかし、個人事業主であったお父様の事業が数年前から急激に傾き、追加の借入をしなければ成り立たない状態に追い込まれていました。

育ててもらったお父様からの頼みで快くお父様の事業用融資の連帯保証人を引き受けたのですが、その後もお父様の事業は回復の兆しが見えず、ついには債務の返済ができない状態になってしまいました。

当然、連帯保証人であったI様にも取り立てがきましたが、会社員のI様には到底返せる額ではありませんでした。

このままでは自宅まで差し押さえられて競売になってしまうと恐れたI様は、様々な方法を探しているうちに、自宅に住み続けたまま売却できるリースバックのことを知り、当社にご相談いただきました。

当社のサポート内容と結果

当社で状況をお伺いしたところ、ご自宅の住宅ローンは残りは約1,000万円、連帯保証をしていた債務の残高は800万円でした。

当社で自宅を査定させていただいたところ、市場価格で約2300万円の評価でしたので、リースバックで売却しても十分にローンと債務を返済できる状態でした。

そこで、家賃を少しでも抑えるために、住宅ローンと連帯保証債務を完済できるぎりぎりの額で自宅を売却し、その後リースバックで賃貸契約を締結しました。

結果として、住宅ローンと連帯保証債務をすべて返済し、自宅にもそのまま住み続けることができました。

なお、I様は大学卒業後に現在の大手企業に就職して一度も転職していなかったため、将来的に多額の退職金が出る見込みでしたので、その退職金で自宅を買い戻していただく予定になっています。

感想

親のためにと思って気軽に連帯保証人を引き受けてしまったことを強く後悔しました。このままでは自分の家を差押えられてしまうと思い、本当に焦りと恐怖でいっぱいでした。何とか方法はないか色々調べているうちにリースバックという方法を知り、これなら借金を返して自宅も出ていかなくて済むと思い、お願いすることにしました。自分と同じような状況になって自宅を奪われてしまう人も少なくないと思うので、もっとリースバックが一般的に浸透してそういった方々が自宅を失わずに済めば良いと思います。

解説

リスクを十分に理解せずに連帯保証人を引き受けてしまっている人は少なくないと思います。しかし、連帯保証人になってしまうと、主たる債務者が支払いをできなくなったときに、その債務者本人と同等に支払い義務が生じ、自宅や預貯金などの資産を持っていると差押の対象になってしまいます。気軽に連帯保証人を引き受けることは避けるべきですが、すでにI様と同じような状況になってしまっている方、あるいはその危険性が高い方は、差押をされて自宅を競売にかけられてしまう前に、リースバックなどで家を手放さずに債務を返済することをご検討されることをお勧めします。
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