収入が年金だけで老後資金が枯渇しそう → リースバックで生活費を捻出
リースバック前の状況
ご夫婦お二人で長年生活されていたY様は、先日ご主人に先立たれ、自宅で一人暮らしをしていました。
最近は高齢であることから医療費やヘルパーの費用もかさみ、遺族年金の収入だけではこの先やっていけるのか不安だったそうです。
自宅を売って生活費を捻出することも考えたそうですが、ご主人と暮らした想いでのある住み慣れたこの家で余生を過ごしたいという想いも強く、なかなか踏み切れずにいたそうです。
そんな時に、自宅を売却して資金を受け取った後も家に住み続けることができるリースバックのことを知り、当社にご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
当社にご相談いただき査定をしたところ、建物はすでに築40年近かったため0円の査定結果となりましたが、土地は小さいながらも人気のある地域であったことから1700万円の査定結果となりました。
Y様は「質素な生活ができて、余生をこの家で過ごせれば良いからそんな大金はいらない」ということでしたので、1000万円で売却いただき、その分家賃を大幅に下げるというご提案をさせていただきました。
最終的に家賃5.9万円でリースバックすることでまとまりました。
その結果、Y様は生活費にゆとりが生まれ、お金に悩まされることなくその後の生活を送っていらっしゃいます。
感想
私ももう晩年だったので、先立った主人と過ごしたこの家で最期を迎えたいと思っていましたが、財産と言えるものはこの家くらいしかなく、遺族年金だけでは生活が厳しくなってきていました。この家を売って介護施設に入ることも考えましたが、どうしても気が進みませんでした。そんな時にリースバックという方法を知り合いから教えてもらい、こんな方法があるのかとビックリしました。家に住み続けられて、生活にもゆとりが出て本当に夢見たいです。ありがとうございました。
解説
長い不況の影響で退職金がもらえないという方が増えており、「老後破綻」が社会問題になっています。定年後の生活を年金だけでやっていくのは非常に困難になり、老後資金が枯渇してしまうケースは珍しくありません。
そのような場合は、リバースモーゲージかリースバックで生活資金を捻出することをお勧めします。リースバックにより不動産を現金という動産に変換することで手元の資金を増やし、生活資金に充てることができます。