競売の開札2日前にリースバックで家を守ったO様

競売まで残り1ヶ月 → 開札2日前にリースバックが成立して競売阻止

リースバック前の状況

自宅兼事務所で建設設備業を営んでいたO様。近年の建設ラッシュの恩恵を受け、仕事も順調に増えていたと言います。

しかし、元請業者が突然の破産をしたことで、支払われるはずの売掛金2000万円が入金されず、いっきに資金繰りが厳しくなったしまったそうです。

その結果、自宅兼事務所を担保に金融機関から借りていた800万円を返済することができず、ついには競売にかけられてしまいました。

そのような状況で、「競売にかけられてしまうと住む場所も仕事場も失ったしまうので、何とかリースバックをして競売を止められないか」と当社にご相談いただきました。

 

当社のサポート内容と結果

状況を確認したところ、ご相談いただいた時点ですでに競売がだいぶ進行しており、競売の開札まで残り1ヶ月を切っていました。

また、債務の元金は800万円でしたが、遅延損害金や競売申立費用などが加算されており、約1000万円の返済が必要な状況であることがわかりました。

一方で物件を査定したところ、リースバックで1200万円という評価がつき、売却代金で債務を一括返済できる状況でした。

そこで早速債権者である金融機関に連絡を取り、売却による返済を打診しました。その結果、競売の開札の前日までに売却して返済できれば競売を停止するとの承諾を得ることができました。

とにかく時間がなかったため、急いでリースバックの買い手を探し、個別に条件を交渉してすぐに資金を出してくれる買い手を見つけました。

そして、迅速に詳細な条件調整や契約手続きを行い、最終的には競売開札の2日前に無事に契約をまとめることができました。

契約と同時にリースバックによる売却代金を債権者に返済し、無事に競売をストップすることができました。

O様には賃貸として家賃を支払ってもらいながら、これまでと同じように事務所と自宅として物件を使っていただき、資金に余裕ができたらまた買戻していただく予定です。

 

感想

想定外のことが重なり、会社の資金繰りがきびしくなってしまいました。この家が競売にかけられて追い出されてしまうと、家族が住むところも仕事をする事務所もなくなってしまい、すべてが終わってしまうところでした。最後の手段としてリースバックを検討して相談しましたが、最初の段階では競売までに間に合うかわからないと言われてしまいました。それでも一生懸命迅速に対応してくださり、何とか間に合って競売を止められたときは安心して一気に力が抜けました。必死にやってくださった担当者の方には心から感謝しています。

解説

リースバックの手続きは通常1ヶ月前後の期間を要します。今回はご相談いただいた時点ですでに1ヶ月を切っていたため、間に合うかどうかが微妙な状況でしたが、O様ご本人はもちろん買主、債権者にも協力いただき、何とか間に合わせることができました。また、今回のケースは債務額よりも不動産の評価額が高く、リースバックの売却代金で一括返済ができる状況であったことも奏功しました。
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