延滞税とは?

当社にご相談をいただく方の中でも多いのが、滞納してしまった税金の返済のためにリースバックをしたいという者です。

税金を滞納してしまっている方の多くは、非常に高額な延滞税が加算されています。
延滞税とは、支払うべき税金を延滞してしまった際に係る追加の税金です。

延滞税は非常に高額で、一度溜まりだすと完納するのが困難になってしまいます。

延滞税の計算

①法定納期限の翌日から2ヶ月を経過する日まで

年「7.3%」と「特定基準割合(注)+1%」のいずれか低い割合

②納期限の翌日から2ヶ月を経過した日以後
年「14.6%」と「特定基準割合(注)+7.3%」のいずれか低い割合。

※年度によって特例などが異なります。

上記の通り、2ヶ月以上延滞すると年利14.6%と非常に高額な延滞税が掛かります。
つまり、消費者金融やカードローンでお金を借りるよりも高額な利息がつくのと同じことになります。

税金の滞納は借金よりも重たい?

上記の通り、延滞税の年率は非常に高いため、固定資産税であっても数年分溜まってしまうと相当高額にな延滞税が加算されます。

さらに、個人事業主の方などで、所得税を滞納してしまうと一気にその額が膨らんでしまいます。

そのため、税金を滞納してしまうと永遠と延滞税が加算されて、払っても払っても税金が減らないという、多重債務に近状態に陥ってしまいます。

そして、何より恐ろしいのが、税金は自己破産しようが何をしようが免除されないということです。
住宅ローンや消費者金融などの借金は、最悪の場合でも破産手続きをすることで免除されるという最終手段がありますが、税金は自己破産しても消えないため、一生払い続けなければならないのです。

リースバックで自宅に住み続けながら税金を返済

以上のように、税金の滞納は非常に危険です。
そのため、税金を支払うことができず溜まってしまっている方は、できるだけ早く税金を最優先で支払うことが重要です。

現状の収入から支払える目途が立たない場合は、国や市に自宅を差し押さえられる前にリースバックで自宅を売却し、その売却代金で完納してしまうことも選択肢の1つとしてご検討いただいたほうが良いでしょう。

もちろん、自宅を売却しても賃貸としてそのまま自宅に住み続けることができますし、将来余裕ができれば買い戻すこともできます。

税金の滞納が大きくなる前に、そしてできれば自宅や給与を差押えられる前にご相談いただければと思います。(自宅を差押えられてもリースバックは可能な場合もありますので、すでに差押をされてしまっている方も早めにご相談ください)

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