仲介手数料とは、不動産を売買したり賃貸借する場合に、中立な立場で間に入って条件をまとめたり、後でトラブルにならないように契約関連の書類を作る業者（不動産仲介業者）に支払う費用です。

売買の場合、仲介手数料は売買代金の３％＋6万円です。（売買代金が400万円未満の場合は異なります）
また、賃貸の場合の仲介手数料は家賃の1ヶ月分が上限です。（居住用物件の場合）

売買も賃貸借も、ほとんどの取引で不動産仲介業者が間に入ります。
また、不動産仲介業者が入らない個人間の直接の売買の場合、原則として金融機関が住宅ローンなどの融資を認めないケースが多いようです。

リースバックの場合の仲介手数料

リースバックの場合、一度自宅を売却していただくことになるため、買主(貸主)との間に仲介業者が入っている場合、この売却に対して仲介手数料が発生します。

また、賃貸契約も同時に締結することになりますので、家賃の1ヶ月分を上限に賃貸仲介手数料が発生する場合もございます。

事務手数料とは？

直接買取を行っているリースバック会社の多くは、買取の段階で「事務手数料」という名目で売却価格の3～5％を請求してくるケースが多いようです。

この費用は売買代金から差し引かれますが、実質その分だけ売却金額が低くなるのと同じことになります。
従って、仲介手数料が無料の場合でもあっても、この事務手数料がかかる場合は注意が必要です。