体調を崩しローン返済が困難に → リースバックで資金確保+負担軽減
リースバック前の状況
T様は30年前に注文住宅で念願であったマイホームを購入しました。
当初は定年の際に退職金で住宅ローンを全額返済する予定でローンを組んだそうです。
しかし、購入後に2回転職したことにより、予定よりも退職金が大幅に少なくなってしまいました。
定年後も再雇用で仕事を続けて何とか返済を続けていましたが、体調を崩して仕事を続けることができなり、ローンの返済が苦しくなってしまいました。
もうあと5年ほどで住宅ローンを払い終わるという状況で、どうしても住み慣れたこの家を手放したくないという想いで、当社にリースバックのご相談をいただきました。
当社のサポート内容と結果
当社でご相談をお受けしたところ、住宅ローンの残りは700万円とわずかでしたが、毎月の返済が12万円と高額で生活を圧迫している状態でした。
そこで当社で早速リースバックの査定をさせていただき、最終的に売却価格1300万円、家賃8万円でご提案をさせていただきました。
物件の相場からするともう少し高い価格でのご売却も可能でしたが、生涯この家に住みたいというT様の意向から、ご本人と相談のうえ賃料を少しでも下げることを優先するかたちの条件をご提示しました。
結果として、T様はリースバックにより家に住み続けながら手元に500万円以上の資金を確保すると同時に、固定資産税も含めると月5万円近い負担軽減をすることができました。
※リースバック後は固定資産税がかかりません。
感想
自宅を購入した時は、自分は生涯この会社で勤めるのだと信じ込んで退職金を前提とした住宅ローンを組んでいました。今考えれば30年以上先のことなんてどうなるかわからなかったですね。その後転職を2回したこと退職金は予定していたよりも大幅に少なくなってしまいました。定年後も再雇用で仕事をつづけましたが、腰を壊してしまい退職せざるを得ませんでした。それで生活が苦しくなって住宅ローンもあと少しというところで返済が苦しくなってしまいました。せっかつ頑張って働いて建てた家を、もうすぐローンを返し終わるというタイミングで失うかもしれないと思うとものすごく切ない気持ちになりました。そんな時にリースバックという方法があることをしって相談しました。手元に資金ができたうえに、月々の支払も楽になって本当に助かりました。この家で最期を迎えられるように、節制して家賃を払い続けたいと思います。
解説
定年退職後に住宅ローンが残ってしまうと、年金だけでは生活や返済が非常に苦しくなります。特に退職金やボーナス払いを前提に住宅ローンを組んでいた方は、非常に厳しい生活が待っており、最近では老後破綻が話題になっています。そんなの対処法のひとつとしてリースバックもご検討ください。リースバックであれば、自宅を売却して資金を確保しつつ、そのまま家に住み続けることができます。また、今回のT様のように毎月のローンの返済額が高額な場合は、リースバック後の家賃を低く設定できれば支払いの負担を軽減することも可能です。特に、今回のケースのように「住宅ローンの残高は少ないけれども毎月の返済額は大きい」という場合は、リースバックのメリットが大きくなります。