カフェの開業のためにリースバックで資金を調達したO様

開業のための改装費と運営費が不足 → リースバックで資金を捻出

リースバック前の状況

会社員であったO様は、奥様と一緒に自宅でカフェを開業するのが長年の夢だったそうです。

会社に勤務しながら調理師の免許を取得したり、カフェの構想を立てたりと少しずつ準備を進めてきたO様は、あとは開業資金の問題だけというところまできていました。

自宅の改装費や当面の運営費などで500万円ほど必要という試算でしたが、これまでカフェの運営経験のないO様に資金を融資してくれる銀行がなかなか見つからなかったそうです。

そこで、自宅をリースバックして資金を捻出することができないかと当社にご相談いただきました。

当社のサポート内容と結果

当社で査定をさせていただいたところ、土地の評価額が約1000万円でした。
そこで早速、必要な500万円でご自宅を売却いただき、月々の家賃5万円でリースバックすることになりました。

通常、リースバック後は自宅の所有権が投資家に移るため、勝手に大掛かりな改装や修繕をすることができなくなりますが、O様の場合はカフェの開業が目的であったため、事前に投資家と調整して店舗への改装を前提とした契約を締結しました。

無事に事業資金を捻出できたO様は、長年の夢であった奥様とのカフェ運営を無事に始めることができました。

感想

いつか妻と一緒に自宅でカフェを開業することが結婚当初からの夢でした。自宅も1階部分を将来店舗に改装することを前提に、広い土地の家を購入していました。5年かけて準備をして、あとはお金の問題だけクリアできれば開店できるというところまで来たのですが、肝心の資金が足りない状態でした。銀行に相談しましたが、飲食の事業経験がない自分に融資してくれる銀行がなかなか見つからず、自宅をリースバックして資金を捻出することにしました。迅速にご対応いただき、無事に資金を捻出することができ、店舗の改装費用に充てることができました。

解説

O様のように事業用資金の調達としてもリースバックは有効です。今回のケースのように事業経験がないという理由で銀行融資が降りなくても、リースバックであれば物件の評価額に応じて資金を調達することが可能です。 なお、店舗用物件のリースバックは条件が厳しいというのが一般的ですが、O様の場合は土地の評価額が必要な資金額を超えていたためスムーズに進めることができました。
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