新規事業の資金調達が難航 → 自宅をリースバックして事業投資の資金を捻出
リースバック前の状況
事業を営んでいたT様は、新規事業の立ち上げのための資金の調達を考えていらっしゃいました。
当初、銀行からの借入を予定していましたが、既存事業ですでに多額の借り入れがあり、追加融資を銀行から断られてしまいました。複数の金融機関に打診しましたが、結果は同じだったそうです。
しかし、絶対に成功させる自信があったT様は、新規事業を諦めることができず、自宅を売却して資金を捻出することも考えていましたが、家族に迷惑をかけることは避けたいと悩んでいらっしゃいました。
そんな時に、リースバックのことを知り、これなら家族にも迷惑をかけずに資金を捻出できると考えて当社にご相談いただきました。
当社のサポート内容と結果
当社で査定をさせていただいた結果、ご自宅の市場価格としては3000万円ほどでしたが、新規事業の投資としては2500万円で十分とのことで、2500万円でご売却いただき、その分リースバック後の賃料と買戻し価格を抑える方法を採りました。
T様は、ご自宅を売却して捻出した2500万円を新規事業に投資し、その後順調に軌道に乗っているそうです。
もちろん自宅も賃貸としてそのままご活用いただいており、近い将来の買戻しに向けて事業を拡大されています。
感想
どうしてもチャレンジしたい事業があって銀行に融資を打診したのですが、既存事業での借り入れがあったため、追加の融資を断られてしまいました。自分としてもどうしてもやりたい分野の事業でしたし、成功させる自信もあったので何とかならないかと思っていた時に知ったのがリースバックでした。早速相談してすぐに手続きを進めてくださって、希望していた額の資金を調達することができました。今はその新規事業を拡大して、早く家を買い戻したいと思っています。
解説
会社や事業の資金調達の手段として、リースバックをご検討される方も増えてきています。もちろん、銀行からの融資が降りればそれに越したことはないでしょうが、T様のように諸条件により銀行からの融資が降りないこともあるでしょう。特に新規事業への投資や、資金繰りが厳しくなってからの運営資金などは融資を受けるのが難しいはずです。そのようなケースであっても、リースバックであれば会社の資産や代表者の家などを売却することで資金調達しつつ、売却後もその資産や家をそのまま活用することが可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。