生活費が枯渇し、相続も心配 → 自宅を現金化して資金調達と相続対策を同時に実現
リースバック前の状況
70代で単身であったM様は、すでに住宅ローンの返済も終わり、残りの生活をゆとりあるものにしたいと考えていましたが、年々医療費もかさみ、年金だけでは生活が厳しくなってきてしまっていました。
また、M様には子供がおらず、もし自分が亡くなると兄弟に財産が相続される状況にあり、自分の自宅を兄弟に相続させても誰も住まないし手間をかけさせるだけだから、今のうちに処分しておきたいとも考えていらっしゃいました。
当社のサポート内容と結果
生活資金の調達と自宅の相続対策で当社にご相談をいただき、ご要望として「自宅を残して兄弟に迷惑をかけたくない」「生活資金の足しにしたい」ということでしたので、リースバックのご提案をさせていただきました。
リースバックであれば、
・生前にご自宅を売却するので兄弟に不要な不動産を残して迷惑をかけることがない
・売却代金で生活費を賄える
・そのうえ引っ越しをせずに、ご自宅にそのまま住み続けることができる
という一石三鳥の状態でした。
当社のご提案に大変喜んでくださり、売却代金500万円、家賃4万円でリースバック契約を締結しました。
感想
歳を取るにつれ医療費もかさみ、生活にゆとりがなくなってきてしまい、もう長くない余生をもう少し余裕をもって楽しくいきたいなと思っていました。また、自分には子供がいなかったため、このまま自分が死んだら誰も住まないこの家を兄弟が相続することになり、処分するのに手間をかけてしまうので、元気なうちに何とかしておきたいと思っていました。そのため、この自宅を売ってしまおうかとも考えていましたが、引越をするのが億劫でなかなか決心できずにいました。そんな時にご相談してリースバックという方法を教えてもらい、これなら自分の悩みがすべて解決すると思いお願いすることにしました。引っ越しもせず、手元に資金も入って、兄弟にも迷惑をかけない、まさに一石三鳥で助かりました。
解説
老後の生活費や医療費の枯渇が社会問題になっています。また、高齢化社会に伴って相続問題も増えているようです。状況やご要望にもよりますが、リースバックであればこれらをまとめて解決できます。自宅を売却いただいて、その資金を生活費などに当てられますし、もちろんお引越しをしていただく必要もございません。また、M様のように、自身が亡くなった後に誰も住まない家であれば、先に売却することで相続人に迷惑をかけることもありません。不動産の相続手続きや処分は大きな労力が必要ですが、リースバックで先に売却しておけば相続人の手間を最小限にできますし、売却代金が余ればそのまま現金で相続することが可能です。