マンションを購入した場合、毎月の費用として管理費や修繕積立金が掛かります。
一方で、当然マンションを売却すればこれらの費用は掛からなくなります。
では「リースバックで売却してそのまま住んだ場合はどうなるのか?」というご質問をよくいただきます。
リースバック後は管理費・修繕積立金は原則不要
リースバックは、あくまでもマンションを売却するかたちとなるため、所有者ではなくなります。
そのため、所有者に請求される管理費や修繕積立金は原則不要となります。
家賃に反映されることも
管理費や修繕積立金は所有者へ請求されるため、リースバックで購入した不動産会社や投資家が負担することになります。
ただし、購入する不動産会社や投資家も、管理費や修繕積立金を費用として支払う以上、それを踏まえて賃料を設定するかたちとなります。
そのため、管理費や修繕積立金が高額なマンションをリースバックした場合は、その分家賃も高めになってしまう可能性がります。
駐車場代、電気・ガス・水道代は借主(売主)の負担
駐車場代や日々使用する水道などのライフラインの料金は、原則として借主(売主)の負担となります。
これらの支払方法はマンションによって異なり、個別に支払える場合は借主が直接支払い、管理費などと一緒に引き落とされる場合は家賃に上乗せして貸主に支払ってもらうかたちになります。