リースバック前の状況

Ｙ様のご実家ではお母様がお一人で住んでいましたが、お父様がお亡くなりになって収入がお母様の年金のみになって以降、残っていたローンの支払いが厳しくなってしまいました。

お母様は遅れながらもなんとか支払いを続けてきたそうですが、ついに支払いができなくなり、実家が競売にかけられてしまいました。

お母様はＹ様に心配をかけまいと支払いが苦しいことを隠していたため、Ｙ様は競売にかけられるまでローンの返済が滞っていることを知りませんでした。

実家が競売にかけられていることを知ったＹ様は、滞納した金額を一括で支払うから競売を止めてほしいと債券者に交渉しましたが、「ローンの残債約500万円を一括で支払わなければ競売は止められない」との一点張りで聞く耳を持ってもらえなかったそうです。

何とかお母様の家を残してあげたいという想いで何か方法がないか調べていたときに、当社のホームページをごらんいただき、リースバックという方法を知ってご相談いただきました。

当社のサポート内容と結果

当社にご相談いただいた時点で、ローンの残債と遅延損害金を含めて約500万円を一括で支払う以外に競売を止める方法はありませんでした。

そこで、ローンを完済できる500万円で自宅を任意売却してリースバックをすることをご提案しました。
競売の開札期日まで2ヶ月を切っていたため予断を許さない状況でしたが、早急に手続きを進めて何とか競売を止めることができました。

お母様の収入はわずかな年金だけであったため、賃料を支払っていけるのかという懸念がありましたが、Ｙ様が支援することをお約束いただき、連帯保証人となっていただくことでリースバックを成立させました。

結果として、Ｙ様のご協力のもとお母様は自宅を手放さずにそのまま住み続けることができました。